データベースを使おうと思い調べていると、よく出てくるデータベースが「Mysql」なのではないでしょうか?
しかし、Mysqlを使うための準備が何をすればいいのか・どの記事を参考にすればいいのかが見当がつきにくいのです。
そこで今回はMysqlを使ってみようと思っている方へ、インストールや初期設定の手順をまとめていこうと思います。
実行環境・各種バージョンは以下の通りですが、やる手順・流れは以下でまとめるものと同じなので、もしあなたの環境でうまくいかなくても「Mysql 自分のバージョン やりたいこと」と調べていただければ、あなたのバージョンにあったやり方がわかると思います。適宜読み替えて、進めてみてください。
Mysql:バージョン8.0.12
MacOS:10.13
目次
Mysqlとは?
そもそも「Mysqlとはなんなのか?」ということを軽くまとめておきます。
Mysqlは、オープンソースと呼ばれる無料で誰でも使える形で公開されているデータベースです。世界的にもっともシェアのあるデータベースでもあります。
Mysqlはデータベースの中でも、リレーショナルデータベースを管理するシステムである「リレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)」と呼ばれています。
以前よりMysqlをPHPとセットで開発環境に使用することでも知られています。(MAMPなど)
MysqlをHomebrewでインストール・初期設定までの手順【全4ステップ】
ステップ1:Homebrewインストール
Homebrewをインストールするには、以下の記事のステップ1からステップ2を参考にしてください。
ステップ2:Mysqlをインストール
HomebrewでMysqlをインストールします。
以下のコマンドをターミナルで実行しましょう。すると、Mysqlがインストールされます。
ステップ3:Mysqlの初期設定
ステップ2でMysqlがインストールされていると思うので、Mysqlを起動します。
以下のコマンドをターミナルで実行してください。
ログインする際にパスワードを聞かれますが、まだ設定していないのでそのまま「Enterキー」でログインできます。
ログインできると、mysql>
という表示なります。接続を抜ける場合は、exit;
を入力してください。
次にrootユーザーのパスワードを設定しましょう。以下のコマンドをmysqlにログインしている状態で実行してください。
以下のコマンドを実行すると、先ほど「Enterキー」でログインできたところで、今回設定したパスワードを入力することになります。
パスワードはメモを取るなどして、控えておいてください。
これで初期設定は終わりです。
ステップ4:Mysqlのパスワードが設定されているか確認
ステップ4では、先ほど設定したパスワードが反映されているか確認しましょう。
今は、mysql>
という状態だと思うので、一旦exit;
を実行してください。
その後、mysql -u root -p
というコマンドをターミナルで打って先ほど設定したパスワードでログインできることを確認しましょう。
確認ができたら、Mysqlのインストールから初期設定までの手順は終了です。
まとめ
Mysqlはデータベースの中でも特に人気の高いものなので、ぜひ一度使ってみることをおすすめします。
初期設定はそんなに難しいものではないので、やろうと思えば今日からでも挑戦することができます。
Mysqlを使っておけば、他のデータベース(PostgreSQLなど)を使うときにもその知識を使うことができるでしょう。
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