「Ruby on Railsでsqlite以外のデータベースを使いたい!」という方は、結構いるのではないでしょうか?
みなさんもその中の一人でしょう。
そこで今回は、世界で一番シェアを持っているデータベース「MySQL」をRuby on Railsで使う方法を紹介していきたいと思います。
冒頭で述べたように、Railsは「sqlite」というデータベースがデフォルトに設定されています。「rails new」コマンドを実行する際、特に指定をしなければ、sqliteを使う設定でファイル等が生成されます。
さっそくMySQLの設定の仕方を説明していこうと思います。
また、もうすでに「rails new」コマンドを実行してしまった方でも、途中からデータベースをMySQLに変更することができます。
その方法も紹介していきます。
目次
Ruby on RailsのDBにMySQLを使う手順
まず最初に、新しく導入する方・途中から導入する方どちらにも共通の作業を進めましょう。
ステップ1:ローカルPCにMySQLをインストール
すでに、MySQLがPCに入っている方は次のステップに進んでください。
MySQLをPCにインストールする方は、以下の記事にまとめたので参考にして見てください。
「MySQLとは?」ということを、しっかり押さえてから使いたいという方にも役に立つと思います。
ステップ2:MySQLに接続
以下のコマンドをターミナルで実行しましょう。rootユーザーでログインできるはずです。
mysql>
というような画面になるはずです。
ステップ3:MySQLにRailsプロジェクト用のユーザーを登録
今の段階ではrootユーザーしかないと思うので、Rails用のユーザーを作ってみましょう。以下のコマンドを実行してください。
以下からは、新しく導入する方と途中から導入する方で方法が違いますので、あなたのパターンで読み進めてみてください。
新しく導入する手順
ステップ4:新規Railsプロジェクトを作成
新規プロジェクトを以下のコマンドで作成しましょう。このコマンドは普段Railsプロジェクトを作成する時とそれほど変わりません。
ただ違う点は、オプションがつくということだけです。
bundle installまで終了しましたでしょうか?できた方は、次のステップへ行きましょう。
ステップ5:設定ファイルを変更
次は、「database.yml」の変更をしましょう。以下のように変更しましょう。
ステップ6:データベースを作成
最後に、以下のコマンドでデータベースを作成しましょう。
ここまで終われば、あとはいつも通りにmodelやcontrollerを作成して、bundle exec rails db:migrate
を実行してください。
すると、MySQLにテーブルを作成されます。
途中から導入する手順
ステップ4:設定ファイル・Gemfileを変更
途中からMySQLを導入する方は、ここから続きですね。
まず、database.ymlという設定ファイルとGemfileを変更します。下のように変更してください。
その後bundle install
を実行してください。
ステップ5:データベースを作成・テーブルを作成
最後にしたのコマンドを入力して、データベースとテーブルを作成してください。
まとめ
今回は世界的にシェアを持っているMySQLを、みなさんのRailsプロジェクトに導入する手順を紹介しました。
世界一のシェアを持っているということは、今後使う機会が来る可能性が高いです。今からMySQLを触っておくことで、使う時に楽に入っていけるかもしれません。
今はわからないことが多いかもしれませんが、いろいろ調べながらやっていくことでできることが増えていくでしょう。
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