【使用頻度>>星4】Unix/Linux系コマンド【使用例付き】

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今回の記事は、淡々と出現頻度☆☆☆☆の中で最高の☆☆☆☆だと思うコマンドを紹介していこうと思います。

紹介の仕方としては、どんなコマンドか・書式・オプション・便利な使い方の例という3つにします。

星5の評価同様、あくまでも私個人の出現頻度☆☆☆☆なので全く異なる方もいるかもしれませんが、悪しからず・・・

【頻度:星4】Unix/Linux系コマンド

パイプ(|)コマンド

どんなコマンドか

コマンドの連結。コマンドを組み合わせて、複雑な処理を行うことができる。

書式・オプション

書式

(command) | (command)

便利な使い方の例

pwdコマンド

どんなコマンドか

今現在作業をしているディレクトリ(カレントディレクトリ)のパスを出力する。

書式・オプション

書式

pwd

便利な使い方の例

mvコマンド

どんなコマンドか

ファイルやディレクトリの移動・変更ができる。

書式・オプション

書式

mv (オプション) [移動元] [移動先]

使う頻度 オプション オプション機能
☆☆☆ -i 上書きの場合に確認する
☆☆☆ -n 移動先に同名ファイル・ディレクトリがある場合ファイルを移動しない
☆☆ -f 移動先に同名ファイルがあっても確認せずに上書きする
☆☆ -u 移動先の同名ファイルのタイムスタンプが同じか新しい場合は移動しない
☆☆ -b 上書きされるファイルのバックアップを作る
☆☆ -S バックアップファイルを作る際に、バックアップ形式を指定する
-v 移動の詳細を表示する
-t -tオプションで指定したディレクトリに移動する
-T 移動先がディレクトリでも特別扱いしない

便利な使い方の例

cpコマンド

どんなコマンドか

ファイルやディレクトリをコピーする。

書式・オプション

書式

cp (オプション) [コピー元] [コピー先]

使う頻度 オプション オプション機能
☆☆☆ -i 上書きする前に確認する
☆☆ -r ディレクトリを再帰的にコピーする
☆☆ -a ファイルの構成(サブディレクトリなど)・属性を保持してコピーする
☆☆ -b コピー先に同一名のファイルがある場合、バックアップをとる
☆☆ -n 同名ファイルが存在したら上書きしない
☆☆ -f コピー先に同名ファイルがあっても確認せずに上書きする
☆☆ -u コピー先の同名ファイルのタイムスタンプが同じか新しい場合はコピーしない
-s コピー先にシンボリックリンクを作成する
-p オーナー・グループ・パーミッション・タイムスタンプを保持してコピーする

便利な使い方の例

mvコマンドとほぼ同じ挙動。移動がコピーに変わる。そのため、mvコマンドを参照すればOK

mkdirコマンド

どんなコマンドか

新しいディレクトリの作成。

書式・オプション

書式

mkdir (オプション) [ディレクトリ名]

使う頻度 オプション オプション機能
☆☆☆ -p ディレクトリをサブディレクトリごと作成する
☆☆ -m 指定したパーミッションで、ディレクトリを作成する
☆☆ -v 作成したディレクトリのメッセージを表示する

便利な使い方の例

grepコマンド

どんなコマンドか

文字列検索。検索方法で正規表現を使うこともできる。

書式・オプション

書式

grep (オプション) [検索文字列] [ファイル名]

使う頻度 オプション オプション機能
☆☆☆ -G 検索に正規表現を使用する
☆☆☆ -i 大文字と小文字の区別をしない
☆☆☆ -l 検索条件にマッチしたファイル名を表示する
☆☆☆ -n 行番号を表示する
☆☆ -E 検索に拡張正規表現を使用する
☆☆ -数字 マッチした行から前後num行を同時に検索結果として表示する
☆☆ -A 数字 マッチした行から後num行を同時に検索結果として表示する
☆☆ -B 数字 マッチした行から前num行を同時に検索結果として表示する
☆☆ -C マッチした前後2行を同時に検索結果として表示する
☆☆ -v マッチしない行を検索結果として表示する
☆☆ -w パターン・マッチを単語全体で一致するようにする
☆☆ -x 行全体を検索対象にする
☆☆ -f 検索パターンとしてファイルの内容を使用する
☆☆ -h ファイル名を表示しない
-q 検索結果を表示しない
-s エラー・メッセージを表示しない
-c 検索条件にマッチした行数を表示する

便利な使い方の例

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回の記事は、コマンドをより詳しく知りたい方に向けて書きました。

特に、力を入れた点としては「便利な使い方の例」です。

ぜひ、使いこなして効率的な作業を手に入れましょう。オプションなども使いこなせれば、できることの幅はさらに広がると思います。使いながら徐々に覚えていきましょう!

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